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  1. 四国中央市議会 2016-06-24
    06月24日-05号


    取得元: 四国中央市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-11
    平成28年 6月定例会         平成28年第2回四国中央市議会定例会会議録(第5号)議事日程第5号 6月24日(金曜日)午前10時開議 ※開議宣告 ※議事日程報告 ※諸報告日程第1 会議録署名議員指名日程第2 議案第54号 四国中央家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 議案第55号 平成28年度四国中央一般会計補正予算(第3号) 議案第56号 平成28年度四国中央国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 議案第57号 平成28年度四国中央下水道事業特別会計補正予算(第1号) 議案第58号 平成28年度四国中央介護サービス事業特別会計補正予算(第1号) 議案第61号 土地の処分について 議案第62号 四国中央川之江浄化センター長寿命化)の建設工事委託に関する協定の一部を変更する協定の締結について 議案第63号 市道路線の認定について      (委員長報告、質疑、討論、表決)   ────────────────日程第3 委員会の閉会中の継続審査について       (表  決)   ────────────────日程第4 議案第64号 四国中央教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて 議案第65号 四国中央教育委員会教育委員の任命につき同意を求めることについて 議案第66号 新宮地区簡易水道電気設備等更新工事請負契約の締結について       (説明、質疑、討論、表決)   ────────────────日程第5 議員提出議案第3号 四国中央市議会会議規則の一部を改正する規則について 議員提出議案第4号 四国中央市議会委員会条例の一部を改正する条例について       (説明、質疑、討論、表決)   ────────────────日程第6 意見書第1号 宇摩圏域地域医療の充実に向けた協力を求める意見書について       (説明、質疑、討論、表決)   ──────────────── 本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員指名日程第2 議案第54号~第58号、第61号~第63号日程第3 委員会の閉会中の継続審査について日程第4 議案第64号~第66号日程第5 議員提出議案第3号、第4号日程第6 意見書第1号   ────────────────出席議員(25名)   1 番   石  川     剛   2 番   国  政     守   3 番   大  野     勝   4 番   眞  鍋  幹  雄   5 番   三  好     平   6 番   後  藤  光  雄   7 番   山  川  和  孝   8 番   河  村  郁  男   9 番   三  宅  繁  博  10 番   谷  内     開  11 番   篠  永  誠  司  12 番   山  本  照  男  13 番   苅  田  清  秀  14 番   吉  田  善 三 郎  15 番   井  川     剛  16 番     欠    員  17 番   原  田  泰  樹  18 番   青  木  永  六  19 番   石  津  千 代 子  20 番   飛  鷹  總  慶  21 番   谷     國  光  22 番   曽 我 部     清  23 番   石  川  秀  光  24 番   越  智     滋  25 番   西  岡  政  則  26 番   三  谷  つ ぎ む   ────────────────欠席議員(なし)   ────────────────出席理事者 市長         篠 原   実 副市長        真 鍋   讓 (総 務 部) 部長         坂 上 秀 樹 総務課長       高 橋   誠 総務課長補佐行政係長鈴 木 崇 士 総務課行政係長    篠 原 寛 将 (財 務 部) 部長         宝 利 良 樹 契約検査課長     坂 上 順 一 (市 民 部) 部長         塩 田 浩 之 保健推進課長     藤 田 真 美 (政 策 局) 局長         大 西 克 至 新庁舎・文化ホール整備課長            河 村 久仁彦 (福 祉 部) 部長兼福祉事務所長  加 地 宣 幸 こども課長      戸 田 克 明 (経 済 部) 部長         高 橋 和 雄 産業支援課長     東 澤   博 (建 設 部) 部長         喜 井 孝 志 港湾課長       今 村 昭 造 (水 道 局) 局長         谷   博 文 水道総務課長     寺 尾 大 典 給水整備課長     石 川 隆 志 (消防本部) 消防長        井 上   彰 西分署長       曽我部 良 一 (教育委員会) 教育長        野 村 勝 廣 教育委員会事務局管理部長            伊 藤   茂 教育委員会事務局指導部長            眞 鍋   葵   ────────────────出席事務局職員 局長         石 川 晋 二 次長兼議事調査係長  佐 伯 美 代 議事調査係長     高 橋 秀 和 議事調査係長     合 田 仁 人 議事調査係主任    星 川 貴 宏 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前10時00分開議 ○苅田清秀議長 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は,お手元に配付の議事日程第5号のとおりであります。   ──────────────── ○苅田清秀議長 この際,御報告します。 まず,監査委員から例月出納検査の結果について1件,定期監査の結果について1件の報告がありましたので,本日報告書写しをお手元に配付しております。 次に,閉会中に行われました各常任委員会行政調査につきましては,お手元に配付の報告書によりその概要を御報告しております。 次に,本日市長から議案第64号から第66号をもって議案3件,越智 滋議員外6名から議員提出議案第3号及び第4号をもって議案2件,越智 滋議員外6名から意見書第1号をもって意見書1件の提出がありましたので,お手元に配付しております。   ──────────────── ○苅田清秀議長 日程第1,会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第85条の規定により,議長において吉田善三郎議員,井川 剛議員を指名します。   ──────────────── ○苅田清秀議長 日程第2,議案第54号から議案第58号まで及び議案第61号から議案第63号までの8件を一括議題とします。 本件に関し,各委員長の報告を求めます。まず,三宅繁博総務委員会委員長。      〔三宅繁博総務委員長登壇〕 ◆三宅繁博総務委員長 皆さんおはようございます。 それでは,総務委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案1件について,6月17日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付しております「委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程において議案に対し論議されました事項について御報告申し上げます。 議案第55号平成28年度四国中央一般会計補正予算(第3号)当委員会所管分について御報告いたします。 まず,委員から,ふるさと応援基金繰入金について説明を願うとの質疑に対し,いただいたふるさと寄附金は一度基金に積み,繰り入れて事業に充てる運用をさせていただいている。今回の1,000万円は,市長お任せコースでいただいた寄附金のうち,できればスポーツ振興に充ててほしいとの申し出があったものを,体育館の整備に充てようとするものであるとの答弁がありました。 次に,委員から,地域防災組織育成助成事業補助金について,どんなことに使うのかとの質疑に対し,市内3自主防災組織に配付で,中上,本村上,住吉町防災会に防災資機材一式で,主に発電機,投光器,AED等であるとの答弁がありました。 次に,委員から,市民文化ホールの工期が長い。近隣都市は2年程度と聞くが,3年半という具体的な理由は。それと,地元業者が参加できる受注を考えているのか伺いたいとの質疑に対し,現在も不調入札が全国的に発生しており,その対応策として,国土交通省が適切な工期設定について2つの方針を出している。1つは余裕工期の設定で,契約後最大2カ月間は工事にかからなくてもよく,その間は技術者の配置が不要になる。もう一つは,実工事期間を地域の実情や特性を考慮した積み上げ工期とすることである。この2つを考慮して設計会社と協議の上,工期を三十数カ月とした。余裕工期の設定で技術者の配置に弾力性が生まれ,実工事期間積み上げ工期とすることで作業員や資材の確保に時間的な余裕ができ,入札に参加いただく可能性が大きくなる。また,地元業者への配慮については,決定機関の市の競争参加資格審査会に要望があったことをお伝えしたいと思うとの答弁がありました。 次に,委員から,工期のメリットの説明はあったが,経済動向影響をどう見ているのかとの質疑に対し,急激な物価上昇があった場合は,物価スライドによる工費の増額もあり得ると考えているとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第55号当委員会所管分については,全員異議なく原案のとおり決定しました。 以上で総務委員会の報告を終わります。 ○苅田清秀議長 次に,谷内 開教育厚生委員会委員長。      〔谷内 開教育厚生委員長登壇〕 ◆谷内開教育厚生委員長 おはようございます。 それでは,教育厚生委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案3件について,6月17日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程におきまして議案に対して論議されました事項について御報告申し上げます。 初めに,議案第54号四国中央家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御報告いたします。 委員から,保育所と幼稚園の児童割合については2対1となっており,これは出産後の職場復帰等の理由により保育所を希望される方が多いという傾向を示しているとも考えられる。そのような中にあって,保育の質を確保することが重要である。以前より小規模保育家庭的保育事業については,保育の質の確保を危惧するところであり,当該条例の策定や改正はいかがなものかと考えるが,お考えはいかがかとの質疑に対し,当該条例改正については,保育の労働力需要に対応するよう,保育の質を落とさずに保育士が行う業務について要件を一定程度柔軟化するものであり,保育士勤務環境の改善や就業継続支援につながるものと考えるとの答弁がありました。 質疑終了後,本件に関し討論に付したところ,当市における保育園等の確保がある程度なされている状況にあって,家庭的保育等を定める当該条例については,制定時より反対である。保育の質の確保についても懸念されることから,当該改正案には反対であるとの反対討論がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第54号については,賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,議案第55号平成28年度四国中央一般会計補正予算(第3号)当委員会所管分について御報告いたします。 まず,委員から,公民館施設整備事業について,中曽根公民館新築事業では木造構造が採用され,大変よいことと考えているが,採用に至った経緯を伺うとともに,今後の公民館整備への方針について伺う。また,過去の公民館への木材利用はどうであったか伺うとの質疑に対し,中曽根公民館については,地元より木造の要望が寄せられていたため,木材利用を進めている久万高原町を参考に採用したものである。なお,中曽根公民館については,全館木造を目指したが,大ホール部分については,構造や工期を勘案し鉄骨造を採用することとなった。また,今後の公民館への木材利用については,本格的な協議が行われていないため未定であるが,当課所管の新宮少年自然の家については,近隣環境に配慮し木造構造を採用したいと考えている。過去の公民館については,木造構造はなく,RC造か鉄骨造であるとの答弁がありました。 次に,委員から,川之江小学校放課後児童クラブの定員数について伺うとの質疑に対し,川之江小学校放課後児童クラブについては,現在同小学校の余裕教室及び川之江児童館において実施しているが,受け入れ希望者数の増加等に対応するため,川之江小学校グラウンド敷地内に新たに整備しようとするものである。なお,定員数は150名を予定しており,その内訳は,1から3年生100名,4年生30名,5・6年生20名を見込んでいるとの答弁がありました。 質疑終了後,本件に関し討論に付したところ,認定こども園の整備についてはかねてより反対しているところである。また,一部の認定こども園においては,外で遊べるようなスペースが確保されておらず,児童の管理を優先しているような状況も見受けられる。幼保一体化自体に制度的な無理があると考えることからも,関連予算が計上されている当該予算案には賛成できないとの反対討論がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第55号当委員会所管分については,賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 なお,議案第58号については,理事者より詳細なる説明を聴取し,審査しましたところ,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で教育厚生委員会の報告を終わります。 ○苅田清秀議長 次に,原田泰樹環境経済委員会委員長。      〔原田泰樹環境経済委員長登壇〕 ◆原田泰樹環境経済委員長 おはようございます。 それでは,環境経済委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案2件について,6月20日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程において議案に対し論議されました事項について御報告を申し上げます。 初めに,議案第55号平成28年度四国中央一般会計補正予算(第3号)当委員会所管分について御報告をいたします。 まず,委員から,歳入にある自治総合センター助成金としてのLED事業と活力ある商店街づくり助成事業との関連について伺うとの質疑に対し,当事業は自治総合センターコミュニティ助成事業の中の活力ある商店街づくり助成事業として採択された事業である。財源は川之江駅通り商店街及び栄町商店街のLED照明設置工事に係る自治総合センター助成金として990万円を計上しているとの答弁がありました。 次に,委員から,農家の高齢化率が進展する中,県単土地改良事業は採択のハードルが高いため導入が難しい。農家からは市単土地改良事業の要望がかなり上がっていると思われるが,市単土地改良事業の増額のお考えを伺うとの質疑に対し,市単土地改良事業については,市が対応する事業と土地改良区,水利組合などの管理主体が市以外の団体において対応する補助事業があり,高齢化に伴い事業量が年々増加傾向にあるのは認識している。財源的に厳しい中,補助事業メニュー等を模索して国庫補助が適用となるよう考えている。地域においても日ごろから適正な維持管理に努めていただくようお願いをしていきたいとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第55号当委員会所管分については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に,議案第56号平成28年度四国中央国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について御報告をいたします。 委員から,2017年度中に国民健康保険運営方針を各市町と協議の上で策定されると思うが,県の説明や市との協議内容について伺うとの質疑に対し,今年度県において一度説明会があった。具体的には,納付金算定システムの簡易版が厚生労働省から県に配付される10月ごろまでに県が必要とするデータを提供するためのシステム改修を行い,10月以降に県で納付金の試算が始まる。その後,県と20市町で協議を行い,国民健康保険運営方針を決めたり,各市町の納付金の額や標準保険料率を決めたりするとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第56号については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で環境経済委員会の報告を終わります。 ○苅田清秀議長 次に,石川秀光建設水道委員会委員長。      〔石川秀光建設水道委員長登壇〕 ◆石川秀光建設水道委員長 おはようございます。 それでは,建設水道委員会の報告を行います。 本委員会に付託されました議案5件について,6月20日に委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程において議案に対して論議されました事項について御報告申し上げます。 初めに,議案第55号平成28年度四国中央一般会計補正予算(第3号)当委員会所管分について御報告いたします。 まず,委員から,道路新設改良費橋梁補修工事で大谷橋を改修するということだが,具体的にはどのような工事かとの質疑に対し,主に高欄が現在の基準の高さではないので,高欄の取りかえと橋脚,橋台,桁の補修であるとの答弁がありました。 次に,委員から,川之江地区整備事業道路改良工事はどこを予定しているのかとの質疑に対し,市道川之江山田井線である。山下公園が面している道路で,国道11号から踏切までを実施する。歩道などをフラットにし,バリアフリー化を図るものである。また,ほか3路線については,カラー舗装などの高質空間化を図り,歩きやすい道路としていく予定であるとの答弁がありました。 次に,委員から,空き家等対策事業の概要はとの質疑に対し,住環境に深刻な影響を及ぼし,老朽化によって倒壊のおそれのある空き家を除却することに予算の範囲内で補助するものである。所有者が実施する老朽危険空き家等の除却にかかわる費用の5分の4,上限80万円を補助するものである。抵当権や借家権が設定されてないことや,市税に滞納がないなどの条件があり,対象者は所有者と相続人であるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第55号当委員会所管分については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第57号平成28年度四国中央下水道事業特別会計補正予算(第1号)について御報告いたします。 まず,委員から,長寿命化修繕計画ストックマネジメント計画とは内容が違うものかとの質疑に対し,基本的には内容はほぼ同じである。制度改正により長寿命化は平成32年度で終了する。今から下水道の維持修繕にお金がかかってくるので,計画を立てなさいという国,県の指導のもと,ストックマネジメントに移行中であるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第57号については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第61号土地の処分について御報告いたします。 まず,委員から,今回議案の西部臨海土地造成事業の中に税金は投入されていないのかとの質疑に対し,市の臨海土地造成事業特別会計として土地の売却代金廃棄物等の投棄料で賄われるもので,市の一般財源は入っていない。なお,港湾整備事業においては国,県が整備したものに関して県の条例に基づき一般会計の負担金で対応しているとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第61号については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第62号四国中央川之江浄化センター長寿命化)の建設工事委託に関する協定の一部を変更する協定の締結について御報告いたします。 まず,委員から,3,000万円安くなった根拠は甘い積算だったのではないかとの質疑に対し,設計があって入札がある。どうしても入札減少金が出てくる。本件は3つの工事があり,それぞれで入札した結果であるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第62号については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第63号市道路線の認定について御報告いたします。 まず,委員から,市で受け取るよう県から強要されたものなのか。また,通常埋め立ての周辺の道路は県道なのかとの質疑に対し,市道としての要件は満たしている。もともと埋立竣工時に県の帰属となったので,県の管理地であるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第63号については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で建設水道委員会の報告を終わります。よろしく御審議,御決定をお願いいたします。 ○苅田清秀議長 以上で各委員長の報告は終わりました。 これより委員長報告に対する質疑を行います。 念のため申し上げます。委員長報告の質疑は,委員長に対し委員会の経過と結果についての質疑であります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○苅田清秀議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 これより討論を行います。 「討論通告書」により順次発言を許可します。まず,三谷つぎむ議員。      〔三谷つぎむ議員登壇〕 ◆三谷つぎむ議員 日本共産党市議団を代表いたしまして議案第54号並びに補正第3号について反対の立場から討論を行います。 議案第54号は四国中央家庭的保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでありますが,私たちは昨年4月からの子ども・子育て支援新制度については問題点が多いことから反対の立場を明らかにしてきました。 これらの背景にある保育所が足りないという問題は,子供の出生数が減少し,少子化社会になっているにもかかわらず,一家の大黒柱である労働者の所得が伸び悩み,正社員が減少し,非正規労働者がふえる中で,夫婦共働きが進行し,保育を必要とする家庭がふえてきたことが背景にあります。 また,一方女性労働力が必要とされる業界からも声が上がり,政府が2013年から5カ年で待機児童40万人の受け皿をつくると表明いたしました。 参議院選挙直前国会周辺で若いママたちが,保育所を落ちたのは私だという叫びにも似たメッセージを行動に移したことから,一挙にさらなる社会問題となりました。 先日ある新聞には,保育所入所手続を逆算して出産をコントロールするように医師に依頼したというつらい訴えが出ていました。何と痛ましいことでしょうか。大都市ではこれほども深刻なのです。 さて,当市の場合はどうなのか。さきの3月市会の関係者の御答弁では,特定の保育所入所希望が集中し,第2希望で決めてもらった方が41名との状況で,何とか受け入れできたとの報告でございました。 以上のような状況ですので,条例改正案家庭的保育設置条例を改正して4階以上の建物内の施設についての条件見直しは全く必要ないものと考えますし,保育条件の質を言うなら,園庭の確保などの条件を整備し,公立保育所と遜色のないように充実すべきです。 また,改正する第6条では,家庭的保育事業の職員が不足しているところから,資格要件を緩和するというものです。また,第7条では,保育士が不足する場合,保育士が1人おれば市長が認めた場合保育士の算定については,幼稚園教諭もしくは小学校教諭または養護教諭普通免許証を有する者を保育士とみなすことができるという改正点もあります。 しかし,よく考えてみますと,通常幼稚園の場合は3歳からですし,養護教諭の場合は小学校からになります。それぞれの専科で当然違いがあるものと考えます。 産休を終えた乳児から預かる家庭的保育所が,仮にこの市内にあったとしたら,認可保育所同様の複数の有資格者が必要です。 さきにも申し上げましたが,当市にはこの条例に該当する家庭的保育事業所はありません。家庭的保育の条件を緩和すれば,保育所経営を業とする民間企業が参入しやすくなり,保護者には時間外負担が求められたり,質の低下を招くことは必至です。その先は認可保育所も民間委託にと,住民サービスの一番大事なところを市場経済に任せることになりはしないでしょうか。以上の理由から反対をいたします。 また,議案第55号の一般会計補正予算については,認定こども園の予算が計上されておりますので,あわせて反対といたします。 以上,議員の皆様方の良識ある御判断をお待ちいたしております。よろしくお願いいたします。 ○苅田清秀議長 次に,山川和孝議員。      〔山川和孝議員登壇〕 ◆山川和孝議員 議席番号7番,新政・公明クラブの山川和孝です。 議案第54号四国中央家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について,賛成の立場から討論を行います。 近年,待機児童が社会問題化し,その受け皿整備の中で保育士の確保が課題となっていることは御承知のとおりであります。 これまでも保育士の処遇改善を初め,さまざまな対策がとられてきました。それでもなお保育士が不足している現状においては,より即応性のある制度の改正が強く求められているところであります。 本条例の改正は,保育士が行う業務について,その要件をある程度柔軟化することにより,保育の担い手の裾野を広げるとともに,保育士勤務環境の改善と就業継続を支援するものであります。 また,現場で働く保育士の皆さんの負担が軽減され,ひいては保育のさらなる内容充実にもつながるものと期待されるところです。よって,本議案に賛成するものであります。 次に,議案第55号平成28年度四国中央一般会計補正予算(第3号)について,賛成の立場から討論を行います。 近年の少子化の進行や教育・保育のニーズの多様化に伴い,地域によっては幼稚園や保育園という従来の枠組みでは対応できない状況が懸念されることは,議員各位御案内のことと思われます。 保育園の待機児童が全国で2万人余り存在する一方で,幼稚園は児童数が10年間で約10万人が減少しております。このような保育需要の動向を勘案し,将来的な保育施設のあり方の新たな選択肢として認定こども園が創設されております。 また,本市では公立で初めての認定こども園が土居町長津に整備されることになっており,低年齢児,特にゼロ歳児の受け入れもしていただけると地域住民は大変喜んでおります。 なお,改正されました新認定こども園法では,認定こども園を設置できるのは国,自治体,学校法人及び社会福祉法人に限られ,企業の参入は認められておりません。これにより保育の質や内容が維持,確保され,なおかつ向上することも期待できると考えます。 こうしたことから,認定こども園の整備は安心して子供を預けて働ける環境づくりにつながるものと大いに期待されるところです。よって,本議案に賛成するものであります。 以上,2議案について議員各位の御賛同をお願いし,賛成討論といたします。よろしくお願いします。 ○苅田清秀議長 以上で討論を終了します。 これより採決を行います。 念のため申し上げます。各委員長の報告結果は,お手元に配付の「委員会審査報告書」のとおりであります。 採決は分離して行います。 まず,討論のあった議案第54号及び議案第55号の2件について一括して採決を行います。 本件は各委員長の報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○苅田清秀議長 起立多数です。したがって,本件は委員長の報告のとおり原案可決することに決定しました。   ──────────────── ○苅田清秀議長 次に,残りの議案第56号から議案第58号及び議案第61号から議案第63号までの6件を一括して採決を行います。 本件は各委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    苅田清秀議長 異議なしと認めます。したがって,本件は各委員長の報告のとおり原案可決することに決定しました。   ──────────────── ○苅田清秀議長 日程第3,委員会の閉会中の継続審査についてを議題とします。 総務,教育厚生,環境経済委員長から,現在委員会において審査中の請願8件,陳情1件について,委員会条例第42条の規定により,お手元に配付しました「申出書」のとおり,閉会中の継続審査の申し出があります。 これより採決を行います。 本件は,各委員長から申し出のとおり,閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○苅田清秀議長 起立多数です。したがって,各委員長から申し出のとおり,閉会中の継続審査とすることに決定しました。   ──────────────── ○苅田清秀議長 日程第4,議案第64号四国中央教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについてから議案第66号新宮地区簡易水道電気設備等更新工事請負契約の締結についてまでの3件を一括議題とします。      〔退場する者あり〕 ○苅田清秀議長 これより提案理由の説明を求めます。篠原 実市長。      〔篠原 実市長登壇〕 ◎篠原実市長 議案第64号四国中央教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて提案理由の御説明を申し上げます。 お手元の議案書ナンバー1の1ページをお開きください。 御案内のとおり,昨年4月に教育委員会制度が大きく変更され,教育行政における責任の明確化が図られたところであり,改正された地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項に基づき,教育長は人格が高潔で,教育行政に関し識見を有する者のうちから議会の同意を得て市長が任命することとなり,その任期は3年となっております。 このたび野村勝廣教育長は,本年6月29日をもちまして任期満了となります。つきましてその後任といたしまして伊藤 茂氏を平成28年6月30日付で教育長として任命いたしたく議会の同意を求めるものでございます。 野村氏におかれましては,平成20年6月に教育長に就任して以来,四国中央市独自の青少年の心を育てる指標宇摩の子の誓いの策定に御尽力されるなど,子供に対する深い愛情はもとより,いかなる困難にも決してぶれることのない強い信念と柔軟な発想力を持って教育行政の発展充実に努められ,その数々の実績と情熱は他の範するところであります。 当市教育行政に多大な御貢献をされましたこと,またその功績に対し,この場をかりて心から厚く御礼を申し上げます。 また,今回任命の同意をお願いいたしております伊藤 茂氏の経歴につきましては,昭和56年4月に旧伊予三島市職員として奉職され,新市発足後は生涯学習課長,国土調査課長,教育部長を歴任され,現在は教育委員会事務局管理部長として当市の教育行政の発展に尽力されているところであります。 氏は,教育行政の部門において識見が高く,市政発展のための熱意を持って教育行政に取り組んでおられる方であり,新しい教育委員会制度の中で当市の教育行政を担う教育長として適任者であると考えております。任命について御同意賜りますようお願い申し上げます。 続きまして,議案第65号四国中央教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて提案理由を申し上げます。 お手元の議案書ナンバー1の2ページをお開きください。 御案内のとおり,教育委員会委員は改正された地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項に基づき,人格が高潔で,教育,学術及び文化に関し識見を有する者のうちから議会の同意を得て市長が任命することとなっており,その任期は4年となっております。 このたび守谷一郎教育委員長は,教育委員としての任期が本年6月29日をもちまして満了となります。つきましては,その後任として東 誠氏を平成28年6月30日付で教育委員会委員として任命いたしたく本議案を提出するものであります。 守谷氏におかれましては,31年間愛媛県職員として地方行政の推進に御尽力された後,平成20年教育委員会委員に任命され,以来強い信念と情熱を持って諸般の課題に積極的に取り組んでこられました。特に平成21年6月からは教育委員長として教育委員会のリーダーシップをとり,行政各分野に及ぶ幅広い知識や教育に対する深い識見を遺憾なく発揮され,公平公正な検討,バランス感覚,そしてすぐれた人格により当市の教育発展に多大な御貢献をいただきました。この場をかりて心から厚く御礼を申し上げます。 今回任命の同意をお願いします東氏におかれましては,御案内のとおり,教諭として長年勤務され,教育行政者としても豊富な経験をお持ちであり,教育各般にわたり見識が高く,教育行政,市政発展のために熱意を持って取り組んでいただける方であり,教育委員会委員としてまさに適任者であると考えております。どうか任命の御同意よろしくお願い申し上げまして説明にかえます。お願いいたします。 ○苅田清秀議長 谷 博文水道局長。      〔谷 博文水道局長登壇〕 ◎谷博文水道局長 議案第66号新宮地区簡易水道電気設備等更新工事請負契約の締結につきまして提案理由の御説明を申し上げます。 本日お配りいたしました資料ナンバー1,議案書の3ページをお開き願います。 本件は,予定価格が1億5,000万円以上の工事請負契約でありますことから,四国中央市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 契約の目的は,新宮地区簡易水道電気設備等更新工事でございます。 契約の方法は一般競争入札で,入札には市内業者による5共同企業体が参加いたしました。 請負金額は2億8,620万円で,予定価格2億9,597万4,000円に対し,落札率は96.7%となっております。 契約の相手方は,四国中央市寒川町1857番地,寒川高井電機・高井電気商会・三洋電機商会特定建設工事共同企業体,代表者,株式会社寒川高井電機代表取締役,高井重憲でございます。 また,工事期間につきましては,議会の議決日の翌日から平成29年3月10日までとなっております。 なお,工事の場所及び内容につきましては,資料ナンバー2の参考資料の1ページに記載のとおりでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○苅田清秀議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆三好平議員 議長。 ○苅田清秀議長 三好 平議員。 ◆三好平議員 教育委員の任期4年という御説明で,私ちょっと不勉強で,教育長が任期3年というふうに言われておるんですが,それで正しいということでしょうか。 ◎坂上秀樹総務部長 議長。 ○苅田清秀議長 坂上秀樹総務部長。 ◎坂上秀樹総務部長 ただいまの三好 平議員の御質問にお答えいたします。 従来教育委員会の委員につきましては,任期は4年でありましたけども,先ほど市長のほうから提案理由の御説明いたしましたけども,昨年の4月に教育委員会制度が大きく改革されました。 教育委員としての任期は4年でありますけども,教育長は今回からの選任に当たっては,市長がピンポイントで任命できるというような制度に変わりまして,任期は3年と法で定められておるところによるものでございます。 ○苅田清秀議長 ほかに質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○苅田清秀議長 以上で質疑を終了します。 お諮りします。議案第64号から議案第66号については,会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○苅田清秀議長 異議なしと認めます。したがって,本件は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○苅田清秀議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 採決は分離して行います。 まず,議案第64号四国中央教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて採決を行います。 本件は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○苅田清秀議長 起立全員です。したがって,本件は原案のとおり同意されました。      〔入場する者あり〕   ──────────────── ○苅田清秀議長 次に,議案第65号四国中央教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて採決を行います。 本件は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○苅田清秀議長 起立全員です。したがって,本件は原案のとおり同意されました。   ──────────────── ○苅田清秀議長 次に,議案第66号新宮地区簡易水道電気設備等更新工事請負契約の締結について採決を行います。 本件は原案可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○苅田清秀議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案可決することに決定しました。   ──────────────── ○苅田清秀議長 日程第5,議員提出議案第3号四国中央市議会会議規則の一部を改正する規則について及び議員提出議案第4号四国中央市議会委員会条例の一部を改正する条例についての2件を一括議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。越智 滋議員。      〔越智 滋議員登壇〕 ◆越智滋議員 議員提出議案第3号,第4号につきまして提案理由を説明申し上げます。 本案は,四国中央市議会会議規則の一部を改正する規則の制定及び四国中央市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 近年の男女共同参画の状況に鑑み,地方議会においても女性議員が活躍できる環境を整備するため,本会議及び委員会の欠席の届け出に関する規定に,女性議員が出産のため出席できないというときは,期間を定めて欠席届を提出することができるという規定を追加するものであります。 なお,この規則及び条例は公布の日から施行したいと考えております。 よろしく御賛同くださいますようお願い申し上げまして提案理由の説明といたします。 ○苅田清秀議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○苅田清秀議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 お諮りします。本件については,会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○苅田清秀議長 異議なしと認めます。したがって,本件は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○苅田清秀議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 本件は原案可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○苅田清秀議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案可決することに決定しました。   ──────────────── ○苅田清秀議長 日程第6,意見書第1号宇摩圏域地域医療の充実に向けた協力を求める意見書についてを議題とします。 これより提案理由の説明を求めます。越智 茂議員。      〔越智 滋議員登壇〕 ◆越智滋議員 意見書第1号宇摩圏域地域医療の充実に向けた協力を求める意見書について。 地方自治法(昭和22年法律第67号)第99条の規定に基づき,愛媛県に対し別紙のとおり意見書を提出する。 平成28年6月24日提出。提出者,四国中央市議会議員越智 滋。賛成者,四国中央市議会議員三宅繁博,同じく篠永誠司,同じく山本照男,同じく吉田善三郎,同じく青木永六,同じく飛鷹總慶。意見書提出先,愛媛県知事,愛媛県公営企業管理者。 宇摩圏域地域医療の充実に向けた協力を求める意見書(案)を朗読させていただきますので,よろしくお願いいたします。 旧愛媛県立三島病院は,東西に長い宇摩圏域の中央に位置し,公立病院として地域医療を担ってきたところであったが,平成22年4月1日,愛媛県は,医師不足等による診療機能の低下から維持存続は困難と判断し,圏域内の医療資源の再編,統合のため公立学校共済組合四国中央病院に移譲した。 その後,四国中央病院の分院たる三島医療センターとして内科を中心とした地域医療の一翼を担っていたが,平成27年4月1日,医師不足等により二次救急及び入院を休止するに至り,今日まで再開の目途は立っていない。 また,当初は三島医療センター敷地に新病院を建設する予定であったが,東日本大震災を契機として,当該地が埋立地であり液状化現象等による機能麻痺が危惧されることから白紙となり,新病院建設予定地は検討段階のまま現在に至っている。 なお,移譲を受けた四国中央病院においても,分院である三島医療センターの運営赤字や医師不足等により経営状態が悪化しているのが現状である。このように,圏域内の医療環境は悪化,脆弱化に歯どめがかからない状況であり,市民からは議会報告会等において早急に実効性のある対策を求める声が後を絶たない。 四国中央市議会は,市民の健康,生命を守る砦としての地域医療の充実を求め,下記の事項を早急に実現されるよう強く要請する。 記。 1,平成22年2月15日締結の宇摩圏域地域医療確保に関する基本協定書(以下「協定書」という。)第4条第6項に基づく新病院建設の早期着手に向けた条件整備と関係機関への働きかけを強めること。 2,三島医療センター運営等に関し,協定書第5条に基づく医師確保と財政的支援をさらに強化すること。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成28年6月24日。四国中央市議会。 議員の皆様方の御賛同をいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○苅田清秀議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより意見書第1号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆三谷つぎむ議員 議長。 ○苅田清秀議長 三谷つぎむ議員。 ◆三谷つぎむ議員 非常に地域住民の本当に命にかかわる切実な問題として私たちも再三地域医療の充実について意見を求めてまいりました。 ちょっと時期は遅くなったような気もしますけど,こういう意見書提出にこぎつけたというのは非常に大きな意味があると思っておりますが,そこで提出先が県知事あるいは公営企業管理者ということになっておりますが,具体的にどういう行動を起こすのか教えていただいたらと思います。 ◆越智滋議員 議長。 ○苅田清秀議長 越智 滋議員。 ◆越智滋議員 これからの行動についてでございますが,これにありますように,県知事とそして公営企業管理者のほうへ提出して,我々の要望をしていくということでございます。 これは直接お持ちします。 ○苅田清秀議長 ほかに質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○苅田清秀議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 お諮りします。本件については,会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○苅田清秀議長 異議なしと認めます。したがって,本件は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○苅田清秀議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 本件は原案可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○苅田清秀議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案可決することに決定しました。   ──────────────── ○苅田清秀議長 ここで,6月29日をもって退任される野村教育長から挨拶の申し出がありますので,これを許可します。野村勝廣教育長。      〔野村勝廣教育長登壇〕 ◎野村勝廣教育長 任期8年間という長きにわたりまして議員の皆様方あるいは理事者の皆様方には,本当に御支援,御協力を賜りました。心より厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。 男の美学と申しますか,惜しまるるとき散ればこそ世の中の花も花なれ人も人なれ,そういう散り方をしたかったんですが,ちょっと長過ぎたかなと,そのように思っております。 先ほど任命されました新教育長伊藤 茂氏,新教育委員東 誠氏は,人徳第一等の人物だと思っております。今後ともに御支援,御協力を賜りますことをお願い申し上げ,そしてまた市政全般のますますの発展を御祈念申し上げまして老兵はただ去るのみでございます。ありがとうございました。(拍手) ○苅田清秀議長 次に,先ほど教育長の任命に関し同意を与えました伊藤 茂君から挨拶の申し出がありますので,これを許可します。伊藤 茂君。      〔伊藤 茂教育委員会事務局管理部長登壇〕 ◎伊藤茂教育委員会事務局管理部長 議長よりお許しをいただきましたので,一言お礼の御挨拶を申し上げます。 ただいま議員の皆様より教育長の任命につきまして御同意を賜りまして,心より厚くお礼申し上げます。 このたび退任されます野村教育長の後を受け,その重責を痛感し,身の引き締まる思いでございます。何分微力ではございますが,四国中央市のため一生懸命努めてまいる所存でございます。 議員の皆様におかれましては,御指導,御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げましてお礼の御挨拶といたします。まことにありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)   ──────────────── ○苅田清秀議長 以上で本日の日程は全部終了しました。したがって,本日の会議を閉じます。   ──────────────── ○苅田清秀議長 閉会に当たり,市長より御挨拶があります。篠原 実市長。      〔篠原 実市長登壇〕 ◎篠原実市長 閉会に当たりまして,私のほうから一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方には,去る6月7日の開会以来,本会議及び委員会におきまして,補正予算案を初めそれぞれの議案につきまして慎重かつ熱心に御審議いただき,適切な御決定を賜り,厚く御礼申し上げます。 今後は速やかな執行に努めますとともに,今議会で頂戴いたしました貴重な御意見,御提案につきまして十分に参考にさせていただきました上で市政に取り組んでまいる所存でございますので,どうか一層の御協力を賜りますようお願い申し上げます。 また,先ほど追加提案させていただきました教育長及び教育委員の任命につきまして,先ほども申し上げましたとおり,昨年の教育委員会制度改革で教育長と教育委員長を一本化した新しい教育長を市長が議会の同意を得て任命することとなり,もちろん当市におきましては初めての新しい教育長が議員の皆様方の同意を得て誕生することとなったわけであります。 申し上げるまでもなく,当市の教育行政は学校教育の推進はもちろん,公民館の整備事業,学校給食センターの建設事業,そして書道パフォーマンスなどの文化事業,その他大変な重要な案件を多く抱えていることから,伊藤新教育長や東新教育委員には,その手腕を十二分に発揮していただき,当市の教育行政のさらなる発展に御尽力いただくことを期待いたしております。 また,野村先生と守谷委員長におかれましては,四国中央市誕生以来長年にわたり当市の教育行政を支えてこられましたこと,この場をかりて再度改めて心から感謝と敬意を表するものであります。今後におかれましても,お二人が残された教育への情熱をしっかりと引き継ぎ,これからの本市の教育行政の発展に向け,全力で取り組んでまいる所存でございます。どうか今後一市民としても大所高所より御助言賜りますようにお願い申し上げておきます。 さて,一昨日参議院議員選挙が公示され,7月10日の投開票まで県内にて選挙戦が繰り広げられますが,議員各位も御承知のとおり,昨年春に行われました愛媛県議会議員選挙では,当市は県内最低の投票率であったことから,今回の選挙では何としてもその汚名は返上したいと思っております。 議員各位におかれましても,それぞれのお立場にてそれぞれの政治的信条を持って応援等に取り組まれると思いますが,御案内のとおり,今回から選挙権が18歳以上に引き下げられました。新しい四国中央市を背負っていく若者がより一層選挙に関心,注目を集めるためにも,今回はぜひ当市の投票率が向上しますように,議員各位にも心より御協力をお願い申し上げておきます。 終わりに,まだまだ梅雨のじめじめとした季節が続きそうですが,梅雨が明けますと夏本番を迎え,当市においてもみなと祭り,紙まつり,そして書道パフォーマンス甲子園それぞれを初め,それぞれのまた議員の皆様方の地元においても,夏祭り等,夏のイベントがたくさんあります。議員各位におかれましても地域社会のより一層の発展のためにも,ぜひ機会を見て多く御協力いただき,地元のイベントに御支援賜ったらというふうに思っております。 暑い盛りですから,ぜひくれぐれも健康管理に十分気をつけていただき,ますます御健勝にて御活躍されますことを祈念申し上げまして閉会の挨拶といたします。大変お疲れさまでした。ありがとうございました。 ○苅田清秀議長 以上で市長の挨拶は終わりました。   ──────────────── ○苅田清秀議長 これをもって平成28年第2回四国中央市議会定例会を閉会します。   ────────────────       午前11時11分閉会───────────────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。       四国中央市議会議長  苅  田  清  秀              議員  吉  田  善 三 郎              議員  井  川     剛...